2006年10月9日

ホノルル

 

WUBペルーの仲田マリです。ホノルルにある東西センターからアロハ!

 

私は現在、WUB奨学金を受け、アジア・太平洋リーダーシッププログラム(APLP)に参加しています。このプログラムには、アジア・太平洋地域のさらなるネットワーク形成を目的に世界22ヶ国から44名のプロフェッショナルが集まっています。このプログラムは総合的なプログラムで、リーダーシップや専門知識の向上を目指すとともに、経済、政治、文化に係わる最新の問題や動向について学びます。また、プログラムには、モロカイ島(ハワイ州)、ニューヨーク、ワシントンDC、ベトナムへの研修が含まれています。

 

現在、私はプログラムの半ばにきています。この2ヶ月だけでも、私は多くのものを学び、多くのものを得た気がします。この経験をWUBコミュニティー、ウチナーンチュ・コミュニティーと共有できればと考えています。

 

APLPに参加し、さらに協力的で、国際的なウチナーンチュの若者(ユース)のコミュニティーの形成に向けて活動したいという気持ちが強くなりました。私の目標は、世界中にいるウチナーンチュのユースのネットワークを構築することです。近年、ますますグローバル化が進み、ウチナーンチュの若者は、個々の国民性(ナショナリティー)とウチナーンチュとしてのアイデンティティーや価値観を共に持ち合わせるという難しい問題に直面しています。しかし、このような状況だからこそ、世界中のウチナーンチュが出会い、ネットワークの構築、交流できるオープン・フォーラムを形成し、維持する必要があります。近年発達したテクノロジーを駆使して、「国際社会における私たちコミュニティーの存在、そして、コミュニティーとしてどのような未来に向かっているのか」等(ウチナーンチュ間の)持続可能な対話を促進することができます。私たちは皆、個人として、またプロフェショナルとして、互いから学ぶことがあるでしょう。

 

私はハワイのウチナーンチュ・オハナ(ハワイ語で「家族」)のすばらしい方々と出会いました。現在までに、WUBハワイ、レディース・タノモシ、Okinawa Genealogical Society(沖縄系図協会)の会合に参加し、ラジオでもインタビューされました。皆さんとても温かく迎えてくれました。ハワイで残されている期間中に、私はWUBマウイとも会う予定です。また、Genealogical Societyでも発表する予定です。

 

私はWUB-APLP奨学生の一期生として選ばれたことを非常に感謝しています。APLPを通して、ハワイで生活し、学ぶことは、私にとってすばらしい機会になっています。また、これからの奨学生もこのプログラムから多大なる恩恵を受けるでしょう。今後もWUBと共に、ウチナーンチュの連携強化に向けて活動していきたいと思います。イッペーニヘーデービル。

 

沖縄でのウチナーンチュ大会を楽しんで下さい。

 

仲田マリ